おきなわ!第3章「与那国島」前編
石垣島からフェリーで4時間。
日本最西端の地、与那国島に到着!
云わずと知れた珍鳥スポットのこの小島。
新しい出会いにワクワクしながらも、ちょっと疲れがたまっていたためこの日はのんびりお昼寝。
明日から本気出す(笑)
夜は虫屋さんの灯火採集についていくと、なんとあいつが現れた!
世界最大の蛾、ヨナグニサン!(ガラケーで撮影)
今年は暖かかったため例年より羽化が早いそうです。
とにかく見られてラッキー♪
3╱20
この日の移動手段は自転車。小さい島だから自転車で一周できちゃうらしい。
青春!といったカンジで軽快に自転車を走らせ、まずはじめに訪れたのは、
島の北部、空港のすぐ脇にある北牧場。
牛や馬がのびのびと暮らす中での探鳥。なかなか鳥が見つからないが、海沿いで小鳥の群れを発見。
近づいてみると
ツメナガセキレイのみなさんでした。
さりげなくライファーでテンション上がっちゃいました。
お馬さんとツーショット。
この馬、実は与那国馬といって、与那国町の天然記念物らしいです。
小ぶりで人懐こくてかわいかったです。
その後、中学校の校庭にまたまた小鳥の集団を発見。
ハクセキレイの亜種ホオジロハクセキレイでした。
与那国では、普通のハクセキレイよりホオジロハクセキレイのほうが多いような気がしました。
さらにその中に1羽茶色い小鳥を発見。
ムネアカタヒバリ♪
小さめでかわいいセキレイです。
最後に最西端の地でまったりして、今日の活動は終了。
自転車は楽しい!
帰り際に小さいタカを発見。
指が5本だからツミ(亜種リュウキュウツミ)かな。めちゃめちゃ高い所を飛んでました。
3╱21
この日は、効率重視でレンタカーで鳥探し。
珍鳥オオノスリがいると噂の与那国岳北部へ。
でかくて白いからすぐに見つかると聞き、注意深く探すも見つからず。
ついでに近くのため池を覗いてみると、
シマアジみっけ!
地味だけどかっこいいカモです。
その後、昨日行った北牧場でまたもや鳥探し。
ツグミの群れの中に、ヤツガシラを発見!
ちょっと頭開いた!
飛ぶと翼が結構目立ちます。カケスみたいにフワフワ飛んでいかにも珍鳥って感じ。
その後生研の方の情報をもとに、比川の集落で珍鳥探し。
車を走らせていると、「全身黒いのがいた!」と生研のiさん。
カラスがいない与那国では、全身黒い鳥は珍鳥間違えなし。
車を止めて辺りを捜索すると、ついに現れました!
クロウタドリ!!
しかもさりげなく3羽ほど目撃。やったね!
ついでに近くにいたギンムクドリも。
大満足で比川を後にし、田原川沿いの田園地帯へ。
いやー車って速いですね。
さっそく田んぼをフィスコでくまなく捜索。
ツルシギ。アカアシシギと迷いますが、下嘴だけが赤ければ本種らしい。
さらにシギチの捜索を続けていると、小鳥が2,3羽近くの田んぼに飛び込んできたので観察。
その場にいた全員が今まで見たことのないこの小鳥に困惑。
図鑑で手当たり次第に調べ、ヒメコウテンシと判明♪
思いがけない出会いに、テンションあがりっぱなしでした!
雨の中探鳥を続行すると、変なシギを発見。
フィスコで見ると、明らかにタシギではないこのシギ。
ハリオシギかな?と再び図鑑で調べまくり、もうちょっと近づこうとしたら飛んで行ってしまいました。
撮れた写真もこの1枚のみ。わかる人いたら教えてください!
日が暮れたため、今日はここまで。
珍鳥連発で興奮しっぱなしの1日でした!
「与那国島」後編へ続く
by KEIO_KBWC | 2013-04-03 00:23 | Private探鳥会